マキサトルの「ネタ頂戴」

無名の役者が自由気ままに書く。そんなブログ。

鶏のむね肉を盗まれた怒りを文字にぶつけたい

タイトルの通り鶏のむね肉を盗まれました。

あれは太陽が傾いだ夕方、鶏ハムを作るべく近所の業務用スーパーで鶏のむね肉を買いに出かけた時のことだった。
鶏肉コーナーへ向かい、お目当ての鶏むね肉をかごに入れレジへ。
無事に買い物を終え帰路についている頃、ジップロックを買うのを忘れていたのに気付き、別のスーパーへと足早に向かった。
何ともなしに買ったばかりのむね肉を自転車のハンドルにかけたまま店内へと向かう。

これが間違いだった。

買い物を終え自転車置き場についた頃にはもうむね肉の姿は無かったのだ。
ほんの5分たらずで誰かにむね肉を盗まれたのだった。

これにはお手上げだ。
まさか盗まれるとは思わず置いていった僕が悪いのだ。
僕は悔しさのあまり金田一耕助ばりに頭をかきむしった。

東京3年目にして鶏肉を盗まれるという洗礼を受けたのだ。

この気持ちを何にぶつけよう

そう思った時になんとなく昔の文豪風の怒りの文章を書こうと思ったのでここに綴る。


小生は怒りに満ちている。
この怒りは春風とは相対しているほどの激しさだ。
嫉妬、愛憎、とは違う憎しみなのだ。
小生の鶏肉は何処へ。
彷徨うなかれ鶏肉よ。
小生の口に運ばれる定めであった鶏肉。
いかん。
このような嘆き、まるで女のようであるまいか。
落ち着くのだ。落ち着くのだ。
だが・・・
あゝ無情なり。