マキサトルの「ネタ頂戴」

無名の役者が自由気ままに書く。そんなブログ。

尻、棘、夏の空 ぱーと2

前回の記事はこちらから
makisatoru.hatenablog.jp



ちなみに合宿の帰りの車はお尻が痛かったのでこのように立って帰りました。

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トゲが刺さったあの事件から数日間病院も行かず普段のように生活するマキサトル少年。

だが、悪魔はまだ潜んでいたのです。

便座に座ったとき。
お尻の奥からチクッとした痛み。

まさか・・・嘘だろ・・・

慌ててお尻をまさぐる。
いや、揉む。
いや、痛みのあった部分を触る・・・


いる、やつがいる!


あの悪魔が僕のお尻にまだ存在していたのだ。
ここでパニくらなければいつパニくるのだ!
と言わんばかりにパニックに陥るマキサトル少年。

これはやばい、やばすぎる

想像してみて欲しい。
お尻の肉の中に木が入ってるのだ。
お尻の中で成長して
やがて立派な大木がお尻から生えてくる。
本当の植物人間になってみろ、確実に晒し者だ。

ありのままを親に告げ、近所の診療所へ。

診察開始直後、簡単な手術をし取り除くことになった。
パンツを脱がされ診察台にうつぶせに寝かされる。
メスで切るからちょっと痛いよ


えっ!?

痛いってどうゆうこと!?

麻酔は!?


麻酔をかけてもらえずにお尻をメスで切開
のちにピンセットを中に突っ込む。

拷問ですよこれは。

中でピンセットが動く感覚と肉を摘む刺激。
時間にして3分くらい経ってだろうか、無事にお尻からトゲが摘出された。

ニヤニヤしながら
持ってかえるかい?
なんて医者に言われたわけだが、拷問にかけた目の前の医者を殴りたい気持ちを抑えながら
大丈夫です
と断ったあの頃の自分を褒めてやりたい。

この事があってから木のベンチに座るような事があるとき
ベンチをまさぐってから座るマキサトルであった。