おやじ、そしておふくろへ
父親を「おやじ」
母親を「おふくろ」
いつか僕もこう呼ぶんだろうなと思い続けて早25年。
未だに「お父さん」「お母さん」や名前で呼ぶこともある25歳。
たまに「おやじ」「おふくろ」呼びの人がいるけれどもいつ変化したのだろう。
そんなことを思った事はあなたもないべか。
幼稚園児?
幼稚園児が「おふくろ、漏らしちまったからパンツ洗ってくれ」
なんて言うのだろうか。
小学生?
小学生が「おふくろ、運動会は僕の大好きなだし巻き卵沢山入れてね」
なんて言うのだろうか。
中学生?
中学生が「おやじ、キャッチボールしようぜ」
これはなんかわかる気がする。
高校生?
高校生が「おやじ、ちょっとお金貸してくれ」
台詞だけ聞いたらおやじ狩りだがこれも少しわかる。
はたしてどこからこの呼び名へと変化していくのか。
僕の考えだが、10代後半から20代前半がそれっぽい。
一人暮らしを始めて、久しぶりに実家に帰る。
そして第一声に「おふくろ、ただいま」
なんかしっくりくる。
そして、おふくろもおふくろで
「おかえりなさい(あらやだ、この子もしばらく見ない間に大人になっちゃって)」
なんて思うのだろう。
だが、やっぱり急に「おやじ」「おふくろ」呼びはこっぱずかしい。
そして、海援隊の「今も、聞こえるあのおふくろの声~」で有名な
始まりのセリフは何故だか「お母さん、今ぼくは思っています・・・」
「お母さん」から始まっているのだ。
ということは「僕は死にましぇーん」でおなじみの武田氏は
「お母さん」と「おふくろ」の両刀使い・・・
ではなく
僕が思うに直接話しかける時は「お母さん」
誰かに自分の母の事を話す時や思い出に耽る時に「おふくろ」
呼びをしているのでは無いかと勝手に解釈した。
だってやっぱり直接「おやじ」「おふくろ」恥ずかしいもんね鉄矢。
「おやじ」「おふくろ」
今度会ったら言ってみよう。
どんな顔をするんだべ。
どんな反応をするんだべ。
気になります。